山形県の銀山温泉は、ノスタルジックな雰囲気が漂う美しい温泉地です。銀山川の両岸には木造の旅館が立ち並び、夕暮れにはガス灯が灯り、映画「千と千尋の神隠し」のような幻想的な風景が広がります。
雪の夜にはライトアップされた街並みがさらに美しく、特にフォトジェニックです。温泉街にはカフェやお土産屋が充実しており、散策も楽しめます。また、名物の「カリーパン」や尾花沢牛の料理など、地元のグルメも堪能できます。東京からのアクセスも良好で、雪見の露天風呂が魅力の一つです。
そんな銀山温泉の11月12月はどんな様子でしょうか。気温や服装、雪はいつくらいから降るのか、この時期の見どころまで探っていきます。
銀山温泉11月12月の気温と服装 雪はいつからで積雪はあるのか
銀山温泉11月の気温と服装
銀山温泉のある山形県尾花沢市の11月の気温は最高気温の平均が14℃~8℃、最低気温ほ平均が6℃~1℃です。
11月に入ると最低気温が氷点下になる日もありとても寒いです。11月上旬までは日差しがあるところでは暖かさを感じますが11月下旬になると東京の真冬並みの寒さとなり雪がちらつくこともあります。
銀山温泉の11月の服装は厚手のコートなどの暖かいアウターが必要です。上旬はまだ秋っぽさもあるので天気予報で気温を確認して暖かそうならアウターは薄手でも大丈夫の日もあります。下旬はしっかり寒いので防寒できる服装にしましょう。
銀山温泉12月の気温と服装
12月はさらに気温が低くなり本格的な冬が始まります。雪景色がエモい銀山温泉ですので天候次第では雪が積もっている日もあるでしょう。
銀山温泉の初雪は11月~12月ですが、積雪するくらいの雪は11月ではあまり降りません。12月中旬以降は積雪するような雪が降ります。これもその年の気温や天候により変わってきますので12月だからと言って雪景色が見られるとは限りません。
12月の銀山温泉は最低気温が0℃を下回る日が多くなります。服装は厚手のコート、ダウンジャケットなどのアウターに手袋、マフラーなどの防寒アイテムを準備しましょう。とても寒いです。
銀山温泉の雪 いつまでノーマルタイヤで行けるか
銀山温泉の11月はほとんどの場合ノーマルタイヤでも大丈夫ですが、11月中旬あたりから初雪が降る年もあります。路面凍結する可能性もありますし11月でも積雪する雪が降る年もあります。天気予報で気温と天候は必ず確認しましょう。
12月からは11月と比べて雪が降る可能性がかなり高くなります。このあたりのレンタカーは12月1日からスタッドレスタイヤが標準装備されることが多いです。
12月にノーマルタイヤで行くのはやめたほうがいいですし雪道に慣れていないなら最初から車で行く予定にしないほうがいいでしょう。
銀山温泉11月12月の紅葉、観光、見どころ
銀山温泉の紅葉スポット 見ごろは10月下旬から11月上旬
銀山温泉周辺の山々では、モミジ、ナラ、カエデといった落葉広葉樹が色鮮やかに染まり、古き良き自然の姿を今も感じることができるでしょう。
銀山温泉の紅葉は、毎年10月下旬から11月上旬にかけて見ごろを迎えます。ただし、天候によって色づき具合が変わるため、秋の進行に伴って日々変化する景観を楽しむことができます。
温泉街の奥に位置する白銀の滝周辺は、自然公園「白銀公園」として知られており、滝のそばから伸びる山道を進むと、赤い「せことい橋」が現れます。この橋からは、紅葉と清流が織りなす美しい風景を堪能でき、銀山温泉の秋の魅力を存分に味わえます。
さらに山道を進み、銀坑洞へと向かう往復約2kmの散策コースがあります。このコースの終点にある「おもかげ園」周辺は、毎年鮮やかな紅葉が楽しめる人気スポットとして知られ、特に鏡のように水面に映る「逆さ紅葉」は、一見の価値ありです。
大正ろまん館
銀山温泉近くにある銀山観光センター「大正ろまん館」では、地元産の食材を活かした料理を楽しめるレストランがあり、銀山温泉名物の「はいからさんのカレーパン」をはじめ、週末限定で販売されるエビチリパン、ホイップ入りの揚げパンも人気を集めています。
さらに、大正ろまん館には広々とした駐車場が整備されており、日帰りで車で行くなら混雑時はここに停めて温泉街へのシャトルバスを利用するのがおすすめです。
おみやげも豊富なので帰りにも寄っていきたいところです。
日帰り入浴は問い合わせてから行くべし
銀山温泉で日帰り入浴できるところはいくつかありますが、時間がかなり限られていたり、混雑時の日帰り入浴は断られることがあります。
だいたい昼のランチの時間帯だけ日帰り入浴可能のところが多いのでその時間に入る予定をたてましょう。事前に問い合わせて入浴可能だったらラッキーくらいのつもりで行ったほうがいいかもしれません。
公衆浴場は「しろがね湯」しかありません。狭いので行列ができることもあります。
【山形】銀山温泉の日帰り温泉おすすめ7選!2024年版 「らくらく湯旅」
冬の銀山温泉はのんびり温泉につかるだけでも気持ちいいです。日帰り入浴は時間的にのんびりできなかったりするのでできれば宿泊したいですね。
日帰りなら足湯だけでもいいかもしれません。日帰り客ものんびりできる施設があるといいのですが・・・。
まとめ 銀山温泉の11月12月は紅葉と雪景色が楽しめる かも
山形県の銀山温泉は11月には冬の寒さがやってきます。11月上旬までが紅葉の見ごろで12月になると雪が降り、積雪する日もあります。(12月だからといって雪があるわけではありません)
雪景色を見るのに海外からの観光客が冬に多く訪れるようになり冬の銀山温泉はとても混んでいます。
大正レトロな温泉街が人気の銀山温泉は日帰りじゃなくて泊りでのんびり行きたい温泉地です。
コメント