有馬温泉は、日本の兵庫県神戸市にある歴史ある温泉地で、日本三古湯の一つです。豊富な泉質を誇り、「金泉」と「銀泉」という2種類の温泉が楽しめます。金泉は鉄分と塩分を多く含む茶褐色の湯で、体を芯から温める効果があります。
銀泉は無色透明の炭酸泉やラジウム泉で、リラックス効果や美肌効果が期待されます。温泉街には歴史的な木造建築や伝統的な旅館が立ち並び、風情ある街並みが広がっています。また、温泉寺や瑞宝寺公園、六甲山などの観光スポットも豊富で、温泉だけでなく様々な楽しみがあります。大阪や神戸からのアクセスも良く、日帰りでも訪れることができるため、多くの観光客に親しまれています。
そんな有馬温泉の11月、12月はどんな気温でどんな服装で行けばいいのでしょうか。
有馬温泉の雪はいつから？ノーマルタイヤで行けるのはいつまでか
有馬温泉は12月下旬ごろから雪が降ることがあります。必ず雪があるというわけではなく、雪が降る可能性があるということです。
12月中旬ごろから気温が氷点下になる日があったりして路面凍結の恐れがあるのでノーマルタイヤで行けるのは12月上旬まででしょう。
12月下旬以降はスタッドレスタイヤかチェーンの準備をしておきましょう。
ただし六甲山に車で行く場合はもっと早くから路面凍結したり雪が降る可能性がありますので12月上旬でも冬用タイヤの準備をしておいたほうがいいです。
有馬温泉11月12月の気温と服装
有馬温泉は兵庫県神戸市にありますが標高350m～500mと都市部よりかなり高いところにありますので神戸市市街地より気温は3～4℃低いです。
神戸市の11月の上旬中旬は最高気温が15℃～20℃前後、最低気温は11℃あたりです。下旬は最高気温が15℃くらいで最低気温は7℃あたりです。
データは神戸市のものですので有馬温泉はそこから3～4℃低くなります。
つまり有馬温泉の11月は平均最高気温が16℃～11℃、平均最低気温が9℃～4℃くらいとなります。11月下旬から寒さが厳しくなってきます。
有馬温泉の12月は平均最高気温が10℃～7℃、平均最低気温が4℃～1℃くらいです。
あくまで過去の気温の平均データですのでその日の天気や気温が大きく違うこともあります。
12月は最低気温が氷点下になる日もあり天気によってはとても寒く感じる日もあります。
有馬温泉11月の服装
有馬温泉の11月は秋から冬になる季節ですので気温は上旬と下旬でかなり違いますし朝晩と昼間の寒暖差もあります。その年によっても気温が高い年や低い年もあり服装選びが難しいです。
日中は日差しがあると暖かいので調節できるようにカーディガンやジャケット、パーカーなどのアウターがあるといいでしょう。
11月下旬になると冷え込みが増してきますので朝早くは冬物のコートがほしいかもしれません。そのときの天気次第ですので天気予報はチェックしましょう。
有馬温泉12月の服装
有馬温泉の12月は雪が降ることもあることからわかるようにそれなりに寒いです。
冬物のコートやダウンジャケットといった暖かいアウターがあるといいです。
また、手袋やマフラーなども気温によってはあるといいかもしれません。
有馬温泉11月12月の紅葉、観光、見どころ
有馬温泉の11月、12月は紅葉が楽しめます。自然豊かな有馬温泉周辺には紅葉スポットがいくつかあります。
瑞宝寺公園
瑞宝寺公園は、関西有数の紅葉の名所として知られ、特に晩秋には多くの松やカエデが鮮やかな景観を織り成します。この美しさは太閤・豊臣秀吉も「いくら見ていても飽きない」と絶賛し、「日暮らしの庭」と称えられたほどです。園内には、秀吉が愛用したとされる石の碁盤があり、また、伏見城から移築された旧瑞宝寺の山門も見どころのひとつです。
この公園は、もともと明治初期に廃寺となった黄檗宗瑞宝寺の跡地を利用し、1951年に神戸市によって整備されました。瑞宝寺公園は、兵庫県有馬に位置し、毎年11月2日と3日には「有馬大茶会」が開催され、多くの観光客が訪れます。
見頃時期:11月上旬～11月下旬
六甲有馬ロープウェー
六甲有馬ロープウェーは、兵庫県神戸市にある六甲山上と有馬温泉を結ぶロープウェイで、所要時間は12分です。標高の違いによって、山頂付近ではブナの黄葉、有馬温泉付近ではモミジの紅葉と、移り変わる季節の彩りを楽しむことができます。
六甲山には、世界の高山植物や寒冷地植物が栽培されている六甲高山植物園や、日本最大級のアスレチックを体験できる六甲山アスレチックパークGREENIAがあります。さらに、明石海峡大橋から関西国際空港までを一望できる六甲ガーデンテラスなど、多彩なレジャー施設が揃っており、家族や団体でも楽しめる観光スポットです。2020年には新しいゴンドラが導入され、大きなガラス面を通してダイナミックな展望が広がります。
空中散歩をしながら、紅葉、黄葉、そして常緑の木々が織りなす鮮やかなコントラストを堪能することができるのも魅力の一つです。
見頃時期:11月上旬～11月下旬
六甲高山植物園
六甲高山植物園は、兵庫県神戸市の六甲山山頂付近、海抜865メートルに位置する植物園です。高山植物を中心に世界の寒冷地植物など約1500種が栽培されています。
秋になると、イロハモミジやオオモミジなどのカエデ類をはじめ、ブナ、カラマツ、シロモジ、ツツジ類が10月中旬から色付き始めます。園内は錦絵のように美しく染まり、11月中旬まで紅葉の見頃が続きます（ピークは10月下旬～11月上旬）。また、普段目にすることの少ない多様な高山植物も数多く栽培されており、チングルマなどの紅葉も楽しめます。
有馬温泉 太閤の湯
有馬温泉 太閤の湯には施設内の太閤四季彩園から官兵衛古道で、「紅葉の棚田」という棚田のように段のある丘にいろいろな種類の木々に色ずく紅葉を楽しむことができます。
毎年11月1日からライトアップが始まり紅葉の見ごろが終わるまで夜の美しい紅葉をたのしむことができます。
期間中は太閤の湯に入浴しない客にも紅葉が見学できるように解放されています。
見頃時期:11月上旬～11月下旬
12月は六甲山スノーパークがオープン
六甲山にある人工スキー場の六甲山スノーパーク。オープン日はその年の気温にもよりますが、だいたい12月上旬頃にオープンします。
まとめ 有馬温泉の11月12月は神戸市の市街地よりかなり寒い
有馬温泉は六甲山の中腹あたりの標高350ｍ～500ｍくらいのところにあり市街地より3，4℃くらい温度が低く12月に入ると雪が降ったり路面凍結したりします。
ただ、雪が多い地域ではありませんので雪がない日のほうが多いです。11月は気温が年によっても暖かい年や寒い年があったりするので天気予報で気温もチェックしてでかけましょう。
大阪から電車でおよそ1時間で行けるというアクセスの良さもあり人気の温泉地です。紅葉シーズンに一度は訪れてみたいですね。
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