北海道の名湯として名高い登別温泉。その歴史は江戸時代にまで遡り、1858年から本格的な開発が始まったこの温泉地は、今や北海道を代表する観光地の一つとなっています。
登別市に位置するこの温泉郷の最大の魅力は、なんといっても「地獄谷」と呼ばれる源泉地帯。ここから湧き出る9種類もの泉質は、神経痛や筋肉痛、冷え性などに効果があるとされ、多くの人々を癒してきました。湯気が立ち込める荒々しい風景は圧巻で、散策路を歩けば大自然のパワーを肌で感じることができます。
そんな登別温泉の11月12月の気温はどのくらいで雪はいつくらいから振るのでしょうか。
登別温泉の11月12月の気温
登別温泉は北海道の中では比較的温暖な地域で雪も少ないのです。
それでもやっぱり北海道だから11月の平均気温は上旬で6.9℃と普通に寒いです。東京の12月下旬並みの寒さです。11月中旬になると東京の一番寒いときより寒くなります。
平均気温 | 最高気温 | 最低気温 | |
11月上旬 | 6.9 | 10.7 | 3.0 |
11月中旬 | 4.0 | 7.5 | 0.4 |
11月下旬 | 1.8 | 5.1 | -1.6 |
12月上旬 | -0.5 | 2.5 | -3.6 |
12月中旬 | -2.2 | 0.7 | -5.8 |
12月下旬 | -2.7 | 0.1 | -1.1 |
東京など寒さに慣れていない地域からの旅行者は11月下旬以降はとても寒いので防寒できる服装をして行きましょう。手袋、マフラー、ニットキャップなどでしっかり防寒対策を。
また、北海道の冬は屋内はとても暖かくしているので調節できる服装にすることも大切です。
登別温泉の雪はいつから振る
登別温泉の初雪はその年によってばらつきがあるのでいつからとは言えませんが早い年で10月下旬、遅くても11月中には雪が降りだします。例年11月中旬ごろから雪が降りはじめます。
雪は降るには降りますが登別温泉はそれほど雪深くならないので12月でも積雪してなかったりする日もあります。札幌の積雪の半分程度しか積もらないので、北海道の中では冬でも観光しやすい地域だといえます。
登別温泉の11月12月の観光、見どころ
紅葉はいつまで
登別温泉の紅葉は10月中旬から10月下旬までが見ごろとなります。11月上旬でも残っているところもあります。
登別温泉の紅葉 見所は登別地獄谷や大湯沼
地獄谷の奥にそびえる日和山(標高377m)は、9種類もの泉源で有名な地獄谷の源です。地獄谷は日和山の噴火によって形成された爆裂火口で、観光用の歩道や木道が整備されています。訪れる人は、気軽に火口や噴気孔、湧出孔から立ち上る高温の温泉やガスの匂いを楽しめます。地獄谷自体には木々はありませんが、大湯沼へと続く遊歩道を進むと、ナナカマド広場にたどり着き、ここから紅葉を楽しむことができます。
大湯沼は、日和山の麓に位置する温泉沼で、赤や黄色に彩られる絶好の紅葉スポットです。訪問者は、大湯沼川天然足湯で、靴を脱ぎ、ズボンの裾をあげて足湯を体験できます。足拭きタオルを持参することをおすすめします。川そのものが足湯というユニークな体験を提供し、紅葉の中での足湯体験は一生忘れられない思い出となるでしょう。
のぼりべつクマ牧場は冬でもやってる
北海道の野生のヒグマは11月下旬くらいから冬眠(冬ごもり)します。野生のクマは冬の間は食料となる虫や木の実などの植物が得られないので、秋に食べためておいて春までは穴の中でじっとしていて活動しません。
のぼりべつクマ牧場のクマも冬は冬眠してそうですが、冬でもエサをもらっているので、のぼりべつクマ牧場のクマは冬ごもりしません。
あ、冬ごもりするクマもいるようでした。
というわけで、のぼりべつクマ牧場は冬季でも営業しています。
まとめ 登別温泉の11月12月は寒いけど雪は思ったほどではない
登別温泉は北海道の中では雪が少ないところです。イメージで北海道だから12月はもう雪が積もりまくって寒すぎて観光できないんじゃないかと思いがちですがそんなことはありません。
11月上旬であれば紅葉が終わりかけではあるかもしれませんが楽しめます。
12月でも年によりますが、雪深くならないので普通に観光しやすいところです。ただ、寒いのは確かなのでしっかりと防寒はしましょう。
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