鬼怒川温泉は栃木県日光市にある人気の温泉地です。日光というと、とても寒くて雪が降るイメージがありますが、寒いのは中禅寺湖や華厳の滝のある奥日光です(標高1200m~1400m)。
それに対し鬼怒川温泉は標高約400mと奥日光よりかなり低い位置にあり雪は思ったほど降りません。雪が全く降らないというわけではなく積もることもありますが、積もったとしても数日で融けてしまうことが多いです。
ただこれも年によって雪が多い年もあれば少ない年もありますので行く前に天気予報は必ずチェックしておきましょう。
ノーマルタイヤの車で行くのは危険か
1月、2月は一番寒くなる季節で雪が降っていなくても道路が凍結していることがあります。最低気温がマイナスになる日も多いのでノーマルタイヤで行くことはおすすめできません。
鬼怒川温泉の宿もHP上で冬用タイヤで来るように呼び掛けています。
とはいっても晴れの日が続いて最低気温も氷点下にならないのであればノーマルタイヤでも問題なく行ける日もあるでしょう。
ただ気温、天候は100%予報通りではありません。「ノーマルタイヤで行けます。」という情報を発信してしまうとスリップ事故をしてしまったときに「おいっ!!」となります。
というわけで当サイトの見解は鬼怒川温泉の宿と同じで「スタッドレスタイヤで行きましょう」です。
雪が全く降らない地域ではありませんから車で行くのであればノーマルタイヤだとスリップする可能性があり危険ということは覚えておきましょう。
鬼怒川温泉 1月、2月の気温と服装
鬼怒川温泉の1月、2月の気温は最高気温の平均が5℃、最低気温の平均が-3℃くらいです。
朝晩はかなり冷えるのでしっかり防寒対策をしたほうがいいでしょう。雪は降るときは降ります。
服装は厚手のコート、ダウンジャケットにマフラーや手袋があると暖かくすごせます。
1月、2月は日本のどの地域でも1年で一番寒い季節です。鬼怒川温泉は内陸にありますので寒暖差があり昼間と朝晩では気温が結構ちがうので夜に出歩く場合はより寒さ対策をする必要があります。
鬼怒川温泉 1月、2月 冬でも楽しめる観光
冬の鬼怒川温泉は年末年始を過ぎると閑散期に入りますのでのんびりと観光をすることができます。
日光といえば、華厳の滝のある奥日光の観光が人気ですが雪の降る冬季は一部施設や道路は閉鎖されてしまいます。(逆に空いていていいかもしれませんが)あと鬼怒川温泉からはそこそこの距離があるので1泊だとハードスケジュールになってしまう可能性もあります。
ここでは鬼怒川温泉からのアクセスがよく冬でも観光できるところを紹介します。
鬼怒楯岩大吊橋
鬼怒楯岩大吊橋は鬼怒川温泉の駅から徒歩12分ほどで行ける観光スポットです。鬼怒川温泉の宿から散策しながら行くこともできますし駐車場もありますのでアクセスに困ることはありません。
鬼怒楯岩大吊橋は長さおよそ140mの歩行者専用吊り橋です。温泉街から橋を渡ると鬼怒川のキャラクター鬼怒太「楯鬼(たてき)」がいます。
鬼怒楯岩大吊橋を渡った先に滝や展望台があり、鬼怒川温泉の自然や風景を楽しむことができます。
紅葉シーズンはたくさんの人で賑わいますが、1月2月はあまり混みあわないのでのんびりできておすすめです。
東武ワールドスクウェア
東武ワールドスクウェアは、世界各国の有名な建造物を1/25スケールで再現したミニチュアパークです。まるで小人になったかのような感覚で、世界中の名所を一度に巡ることができる、ユニークなテーマパークとして人気を集めています。
鬼怒川温泉から東武鬼怒川線で1駅のところにあり徒歩でも30分くらいのところにあります。
正直ミニチュアだけのテーマパークで楽しいのかと思う人はかなりいるでしょうが、すべて見て回るとなかなかの満足感があります。
見どころを押さえておくとより楽しめます。
とりっくあーとぴあ日光
「とりっくあーとぴあ日光」は、栃木県日光市にある人気のトリックアート美術館です。館内には、視覚的な錯覚を利用した絵やオブジェが多数展示され、見る人が作品の一部になり、ユニークな写真を撮影できる体験型のスポットです。
家族連れや友人同士、カップルでも楽しめる内容で、多様なテーマの展示がされているため、幅広い年代の人々に親しまれています。
こじんまりとした外観の建物ですが、楽しくていつのまにか時間がたってしまいます。
屋内施設ですので雨の日や雪の日でも楽しめます。
まとめ 鬼怒川温泉の1月2月は寒い 雪も降るときは降るよ
鬼怒川温泉は雪が降るイメージの日光市にありますが、雪国ではありませんので思ったほど降り積もることはありません。
しかし、気温は低いので路面凍結することもありますので車でアクセスする場合はスタッドレスタイヤにしておいたほうがいいでしょう。
雪も降るときはしっかり降るので天気予報のチェックはしておきましょう。日光市は観光スポットが豊富ですので好みにあった旅行を計画するのも楽しいと思います。
1月2月は行楽シーズンではありませんので、のんびりゆったりと温泉を楽しむことができる季節です。
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