伊香保温泉11月12月の気温と服装、雪はいつからか、観光、見どころは

群馬県

群馬県渋川市にある伊香保温泉は榛名山中腹の標高約700mあたりに位置し、その歴史は非常に古いものです。伝説によれば、垂仁天皇の時代に開かれたとも、天平時代の僧行基によって発見されたとも言われています。南北朝時代の文献にも温泉が湧き出ている記録があり、その歴史の長さが伺えます。

伊香保温泉の中心には400年以上の歴史を持つ石段坂があり、この石段街は天正4年(1576年)に造られたものです。木暮下総守祐利らがこの地に温泉街を造成し、後に上杉氏や武田氏の配下にあったことから、石段街は武士たちの治療のために造られたとされています。

現在の石段は昭和55年からの5年間にかけて行われた大改修により御影石が敷かれ、歴史的な趣を残しつつも新たな姿を見せています。伊香保温泉には、鉄分が酸化して茶褐色に変わる『黄金の湯』と、平成8年から利用され始めた無色透明な『白銀の湯』があり、前者は「子宝の湯」としても知られています。刺激が少なく、肌に柔らかな『黄金の湯』は、古くから療養や静養の地として多くの人々を癒してきました。

そんな伊香保温泉の11月、12月の気温はどのくらいで雪はいつから降るのでしょうか。

伊香保温泉11月12月の気温と服装

伊香保温泉の11月は最高気温の平均が16℃~10℃、最低気温の平均が8℃~3℃です。秋から冬に移り変わる季節で11月上旬は日差しがあるところでは暖かくコートなどの上着はまだ必要ありません。セーターやカーディガン、秋物のジャケットなどがいいでしょう。

11月下旬になると東京の真冬並みの寒さになります。冬物のコートやジャケットなど厚めのアウターで防寒できるようにしましょう。

© WeatherSpark.com

12月はさらに冷え込み最高気温の平均が10℃~6℃、最低気温の平均が3℃~-2℃になります。

東京の真冬より寒いので冬物のコート、ダウンジャケットなどのアウターに手袋やマフラーといったものでしっかり防寒対策しましょう。

© WeatherSpark.com

伊香保温泉の雪はいつから降る

伊香保温泉に車で行くとなると気になるのは雪が降るかどうかですね。

伊香保温泉は標高の高い位置にありますので雪は降ります。ただ豪雪地帯ではありませんので常に積もっているわけではありません。

初雪は早い年で11月に降ることもあります。12月に入ると最低気温が氷点下になる日が多くなり雪が降りやすくなります。

12月は積雪する雪もありますが、ずっと積もっているわけではありません。雪が多い地域ではないので雪が降るときは降るし積もるときは積もって何日かすると融けてしまいます。

ノーマルタイヤで行けるのはいつまで

11月に雪が降ることはあまりありません。降ってもすぐ融けてしまう雪です。ニュースになるような大寒波が来ない限り11月まではノーマルタイヤで大丈夫でしょう。

12月に入るといつ積雪する雪が降ってもおかしくありません。最低気温は氷点下になるので雪よりも路面凍結のほうが怖いです。12月に入ったらスタッドレスタイヤにしていきましょう。

伊香保温泉11月12月 紅葉、観光、見どころ

伊香保温泉の紅葉

伊香保温泉の紅葉の見ごろは10月下旬~11月上旬あたりになります。有名な紅葉スポットはなんといっても河鹿橋です。あと上ノ山公園、伊香保森林公園といった紅葉スポットがあります。

河鹿橋では紅葉シーズンにライトアップされるので昼も夜も楽しめます。

ライトアップされる夜の時間はとても寒くなりますので昼と同じ服装では冷えてしまいます。暖かい服装で行くようにしましょう。

石段街を楽しむ

伊香保温泉の象徴である「石段街」は、400年前の開湯とともに造られ、二度の改修を経て現在では365段の石段が並びます。この数には、「温泉街が1年365日、にぎわうように」という願いが込められています。

石段街には、土産屋や飲食店、遊技場が点在し、さらに十二支の印や与謝野晶子の詩が刻まれた場所、足湯や源泉を分岐させる小満口(こまぐち)の観覧所も設置されています。歩くだけで楽しさが感じられる工夫が至る所に施されています。

石段を100段ほど上がると、蔵造りの建物が目を引く「伊香保温泉石段の湯」が現れます。これは「伊香保露天風呂」と同じ公共浴場で、日帰り入浴が可能です。男女別の内風呂があり、広々とした湯船には茶褐色の「黄金の湯」が満ちています。休憩室は二箇所あり、特に2階の座敷大広間でゆったりと過ごすことができます。

さらに石段を上がると、与謝野晶子が石段街をローマの外劇場に例えた詩『伊香保の街』が刻まれています。

石段街の最上部には、天長2(825)年に創建された「伊香保神社」が鎮座し、ここからは榛名山や越後連山を一望できます。特に夕暮れ時の景色は格別で、この時間帯の訪問がおすすめです。主祭神である大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)は、縁結びや子宝のご利益があるとされています。

まとめ 伊香保温泉の11月12月は寒いけど雪は意外と少ない

伊香保温泉の11月は紅葉が美しい季節です。見ごろは10月下旬から11月上旬です。11月下旬からは雪が降るような気温になりとても寒いです。

12月は雪が降り積雪することもありますが、ずっと雪が残っているわけではありません。伊香保温泉は標高が高い位置にあり気温は低いのですが雪が多い地域ではありません。

車で行くときは雪が降っていなくても路面凍結することがありますので12月はスタッドレスタイヤが必要です。

温泉情緒あふれる伊香保温泉で石段散策を楽しんでのんびり温泉につかれば満足すること間違いなしです。

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